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ケモタイプとは  

 ケモタイプとは

植物から採油される精油は、同じ植物でも蒸留する部位や品種の違いによって含まれる成分や成分の組成が微妙に異なります。

香りのプロは、多くの香りに系統的に接すると同時に、化学的に単離または合成した、香りの主要成分にくりかえし接する事によって、成分と香りの関係を覚え、香りを自在に創り出せるようになるのです。

ピエール フランコムが提唱したケモタイプ精油(Huiles  Essentielles  Chémotypées)とは、どんな化学成分が、どんなバランスで含まれているかによってタイプが分類されている精油のことです。

 HECTの意味

Huiles  Essentielles  Chémotypées

・Huiles = オイル
・Essentielles = エッセンシャル
・Chémotypées = 化学種による植物

日本では通常「ケモタイプ精油」と訳します。

目的品質に適した生育地の植物から、採油時期の選定などを含む特殊な蒸留技法によって得た天然精油に、その品質内容を正確に知ることができる「成分表」を添付して、安全で確実なアロマテラピーを可能にした精油の略号です。

 CTの意味

フランス語の Chémotypées(ケモ ティップ)で「化学種の植物」と訳します。

単に「化学種」「ケモタイプ」と呼ばれるかもしくは「ケモタイプ植物」等と表現されます。植物学名の属名・種名につづく種小名として、その特徴となる化学成分名を用います。

なお、化学成分名を略して CT-1 、CT-2 のようにケモタイプナンバーを表示することもあります。また、フランス語で race chimique、英語で chemical race と表現されることもあります。

 ケモタイプと香りの関係

香りの特徴は、精油に含まれている成分によって決まっているという事です。

一般の精油では、普通の人が成分を調べることは不可能です。一方、成分が公開されているケモタイプ精油なら、合成化学の力を使わないで、様々なことを発見して行くことができるのです。

例えば、リモネン/ゲラニオール/シネオールなどを含む精油は非常に多く各々、柑橘系/フローラル系/樟脳様の香りを決定づける成分である。というような、「成分と香りの構成の関係」がわかります。思わぬ精油同士の特徴が、「成分によって香りの共通性を持っている」ことがわかります。

ケモタイプを知ると「香りのブレンドの要領が整理できる様になる」ので、「やまかん」だけの時よりも確実になります。購入した精油の香りが、期待外れだったり劣化してしまった時に香りを直すことができます。

また、リラックスやリフレッシュなど、「香りの作用と成分の関係」を整理することができます。さらに、香りに関する文献と、お手持ちの精油の内容を対比することができます。

 ケモタイプとアロマテラピーの関係

日本では薬事法によって薬品以外の商品に、効能・効果・用法・用量等を表示し、もしくはそれを連想される表示をすることは禁じられています。同様に、医師法によって、資格を持たない者の医療行為は禁じられています。

化学的な加工をせず、まったく天然のままのケモタイプ精油といえども、日本では、薬品として認定を得たものではありませんから、アロマテラピーの様々な方法を行う時は、私的にお試しになる場合の他は、上記の事項に充分に留意してお取扱いください。私的にアロマテラピーをお試しになる場合についても、文献を良く調べたり、確かな経験者に聞くなどの慎重な態度が是非必要です。

あらゆるアロマテラピーの方法を論じる前に、ケモタイプが明確でない精油のご使用は、安全性を確かめる根拠がまったく無く、危険の可能性が心配されます。ケモタイプ精油は、どなたでも入手できる成分表と文献等を対照して、安全性も高く、再現性の高い研究を積み重ねていくことができます。

 ABSOLUTE

例外として、ジャスミンはHECTではなく「Abs.」表示です。

これは、水蒸気蒸留法ではなく溶剤抽出法(Absolute)によるオイルであるという意味です。

この抽出法によるオイルは溶剤残留の可能性があるため、プラナロム社では、香料目的以外はアロマテラピーに使用しないようガイドしています。

 MPG

また、ベンゾイン(Styrax benzoe)精油は粘度が高く、ドロッパーから出にくいという問題解決の一案として、2003年5月輸入(ロット番号:SBOLIL0702)分から、治療では原液を塗布することはほとんど無いため、内服薬や外用薬にも使われている無色・無臭のM.P.G.(モノ・プロピレン・グルコール)を50%混ぜて使いやすくした製品に変更となりました。


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